テクスト生成論、だけではないもの。松澤和宏のフローベール論。

例によって蓮實重彦の、『「知」的放蕩論序説』(河出書房新社、2002年)を以前読んだときに、雑誌『文学』vol.56,no.12.1988年のフローベール特集号(蓮實論文を含む)についてかなり重要な調子で言及されていたので、さっそく図書館でコピーして、読んだらなかなかふむふむという感じだったのだけれど、そこで論文を書いていた人の名前が、印象のどこかに残っていたらしい。
今日、新聞の新刊書広告をぱあーと見ていたら、ん?というのがあって、それが松澤という人のフローベール論の本だった。
わすれずに買わなきゃね。というわけでクリッピング