張栩くんが新名人に。

http://www.asahi.com/igo/meijin/29ki/7ban/06.html

うーん、依田に勝って欲しかったなあ。
張栩くん、これで名人・本因坊・王座の三冠で、みるみるうちにトップ棋士になってしまったのだけれど、私の中ではまだ、詰め碁が得意なにいちゃん、というイメージしかない。依田については、形勢そのたについて、局面を判断する力がすごく確かだ、というイメージがあって、まぁ形勢判断という行為じたいは観戦していてもさほど面白いものではないのだけれど、しかし、しばしば見せる、鮮やかな捨て石とか振りかわりとか、そういうのが、しばしば「あっ」と驚くようなものだったりして、そのへんがかっこいいのだと思っている。

◆依田名人「いいと思っていたが」

 依田名人は「(第6局は)ちょっといいのではないかと思っていたが、難しかった。4局目を負けたのがひどかった」と話した。

というコメントを見ると、形勢の把握力がにぶったのかなあ、としんぱいになる。

日本棋院HPより、「タイトルホルダー一覧」
http://www.nihonkiin.or.jp/kisen/title.htm