さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
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物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/10/01
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- 作者: 苅谷剛彦,西研
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/03/08
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批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)
- 作者: 廣野由美子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/03/01
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- 作者: 東浩紀,大澤真幸
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、『さおだけ』だけとりあえず読み始めて、ものすごく簡単に読み終わった。会計学入門の本、なのだけれど、正確には、会計学入門いっぽまえ、という感じで、会計ってものに関心をもたせるためのエッセイ、という感じ。で、それが、ちょうどいい感じ。学生さんに読ませるのに、べつに会計学を本気でやらせるわけでなく、ちょっと経営とかの雰囲気も知っておいて欲しい、というぐらいだと、この本ぐらいのスタンスがちょうどいい。タイトルもキャッチーだし。
『批評理論入門 「フランケンシュタイン」解剖講義』って本は、いろんな批評理論を紹介しながら、それぞれの理論で、ひとつの小説『フランケンシュタイン』を切ってみて、切れ味比較、みたいな趣向の本。趣向はおもしろいのだけれど、とりあえず「脱構築批評」ってところだけ斜め読みしてみたら、なんだか、想像したとおり、アメリカのハンバーガー・デコンストラクショニズムみたいなのの紹介がしてあって、うーん、新書の概説書とはいえ、もう少し「脱構築」というものにひっかかりを持って欲しいなあ、と思った。