朝に聴くジャズのアルバムってことで、ポール・ブレイの60年代ものなど。

夜中だと、女性ボーカルなど聴いていればしっくりくるのだけれど、朝、さあこれからいちにちがんばるぞう、というときにダウナーなものを聴くのもなんじゃないですか。
小雨が降っていて休日で、ということだと、エヴァンスの『エクスプロレイションズ』を聴こうというふうに個人的には決まっているのだけれど、秋晴れでこれから仕事だ、というときに、何を聴くか。
前にもここに書いた、ブッカー・アーヴィンブッカー・リトルをフィーチュアしたセクステットのライブの1曲目で強制的に気合を入れる、というのもあるけれど、
もう少しさわやかな気分でいきたいというとき。
で、ひさびさにLPレコードのプレイヤーが使えるようになったんで、ポール・ブレイのピアノトリオの『ランブリン』を聴いたら、悪くなかった。
60年代のポール・ブレイの、ぐしゃぐしゃとしたフリー演奏が、軽快でさわやかなリズムに乗って適度な刺激で、目も覚めるし、楽しい。

Ramblin (Spec)

Ramblin (Spec)

で、やはりポール・ブレイは60年代に限る(CDでは、70年代のピアノソロ作を買っていたのだけれど、もひとつで)、と思い、やはりLPレコードより扱いやすい(し、たぶん中古で買った手持ちのLPよりか音もいい)ので『ランブリン』もCDで買いなおすことにして、それを含む60年代のものをamazonで注文。
クリスマスごろにとどくかしらん。たのしみ。