奨学金、自宅外学生の35%

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2006_03.htm#13_02

全国大学生協連合会の調査で、奨学金の支給を受ける大学生の割合は10年間で約10ポイント増加し、2005年度は35.5%、自宅から通う学生も約6ポイント増の18.8%に上ることが分かった。約6万円の奨学金に親元からの仕送り、アルバイト代などを加えた「収入」は13万円あまりで、奨学金のない学生より約5万2,000円少ない。食費や住居費などを抑えるなど、節約意識が高いのも奨学生の特徴だという。
[2006年3月13日付 日本経済新聞より要約]

生協の調査。
ところで、奨学金というのは、支給の基準というのがあって、それが変われば受給者の数もかわる。奨学金を受けやすくなったので受ける人数が増えた、ということでは。
奨学金というのは、まぁだいたいのところ借金なわけで、
先日の記事(「首都圏私大入学生の親 借金5人に1人」http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20060314#p2)みてもおもったことやが、
教育というのは、基本的に先行投資なわけで、それを出世払いの借金で調達することは、それはそれで理屈として合っているともいえる。
借金、というと聞こえは悪いけれど、教育ローンとか各種奨学金とか、そういうものが、公的にも民間でも活用できるようなしくみができてくれば、
学生さんたちがいっしょうけんめい勉強できることになるやろうとはおもう。
それが、直接このニュースの感想としてあっているかどうかは別ですが。