老後は社会活動に意欲 団塊世代の生き方調査 岩手

イワテケンーン(←若い人は意味わかんないね)でおこなわれた調査。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060403-00000003-khk-toh

団塊の世代」は老後の生き方として、ボランティア活動などへの参加意欲が強いことが、岩手県長寿社会振興財団の調査で分かった。近所や友人同士などの身近な付き合いよりも、社会活動を重視する傾向があり、「アクティブな50代後半の人たちの様子がうかがわれる」としている。

 調査は、県内の40歳以上の男女を対象に行った2004年度の「中高年齢者の生きがいと健康づくりに関する意識調査」(回答者790人)の中から、団塊の世代(1947―49年生まれ)を含む50代後半の113人を分析し直し、今年1月に報告書にまとめた。

 高齢期の社会活動参加についての質問(複数回答)では、団塊の世代の36%が「ボランティア活動」を挙げ、40歳以上の全体の回答23%を大きく上回った。「社会活動に参加したいと思わない」と否定的に答えた人は4%で、全体の15%に比べると極端に低かった。

 47%が老人クラブに加入(継続)したい意向を示し、加入に否定的な回答を4ポイント上回った。活動したい内容は「健康づくり」(51%)、「生きがいを高める活動」(45%)のほか、清掃奉仕なども上位に入った。生きがいの中身は「趣味・娯楽」(61%)、「旅行」(35%)が上位を占めた。

 高齢化社会の問題点として73%が「年金の給付と負担のバランス」、高齢期の不安は66%が「家計」を挙げた。全体回答をそれぞれ10ポイント近く上回り、経済的な不安を持ち、収入や貯蓄の確保に努めている団塊の世代の姿が浮き彫りになった。

 体が弱ったときの住まいについては、特別養護老人ホームや介護ケア付き住宅などを希望する人が43%で、自宅で家族の世話を望む人の41%を上回った。

河北新報) - 4月3日7時5分更新