子どもが犯罪に…大人の74%が不安 内閣府世論調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060803-00000013-yom-soci

内閣府が3日に発表した「子どもの防犯に関する特別世論調査」で、周囲の子どもが犯罪に巻き込まれる不安を感じている人が74%に上ることがわかった。子どもが被害者となる事件の頻発を受け、大人の間にも不安が広がっていることが浮き彫りとなった。
 調査は6月22日〜7月2日、全国の成人3000人を対象に初めて実施された。有効回収率は61・1%。
 子供の犯罪被害に不安を感じるかを聞いたところ、「よくある」が25・9%、「ときどきある」が48・2%で、合わせて74・1%が不安を感じていた。「あまりない」は21・9%、「まったくない」は3・3%だった。
 不安になる理由(複数回答)は、「テレビや新聞で子供が巻き込まれる事件が取り上げられる」が85・9%と最多で、「地域のつながりが弱い」が33・2%、「子供が習い事で帰宅が遅い」が31・1%で続いた。
(読売新聞) - 8月3日22時38分更新