「女王」にフラれ“クラス”替え…天海祐希さん難色

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「女王」にフラれ“クラス”替え…天海祐希さん難色
2006年10月7日(土) 夕刊フジ
 安倍政権の目玉である「教育再生会議」の有識者委員として、テレビドラマ「女王の教室」で鬼教師役を演じた女優の天海祐希さんに打診していたことが分かった。天海さんは難色を示したようだが、知名度優先の人事で大丈夫なの!?
 委員に固まったのは、ソウル五輪シンクロ銅メダリストの小谷実可子さん、「ヤンキー先生」こと義家弘介横浜市教育委員、「百ます計算」で知られる陰山英男立命館小副校長ら。
 劇団四季浅利慶太代表、シンクタンク出身で教育バウチャー(利用券)制に前向きな白石真澄東洋大教授、東大の小宮山宏総長らも就任する見通し。
 最大の隠し玉が、天海さんの起用だった。「女王の教室」では成績至上主義で児童を徹底的に管理する小学校教師役を演じて高視聴率を獲得、賛否両論が巻き起こる社会問題となった。天海さんが委員になれば話題を呼ぶのは確実だったが、事務所側は「打診があったが、スケジュール面から本人が難色を示したため先方に伝えた」とつれない返事。役を演じただけの天海さんが、人気取りに利用されるのを敬遠したとの見方もある。
 一方、義家氏はイラクからの自衛隊撤退を求める声明に賛同、陰山氏は共産党と近い全日本教職員組合の元組合員で、民主党教育再生シンポジウムに出席した経緯があるなど、知名度優先の結果、安倍首相のカラーと一致しない委員もいる。委員の顔ぶれは10日に正式発表されるが、先行きは混乱も予想される。