フルタイムボランティア、英国には「ギャップイヤー」あり

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2006_10.htm#20_02

英国では、高校卒業前の学力テストで、そのレベルに合った大学に入ることができる。そのまま入学することもできるが、自分の判断で入学を1年延ばし、猶予期間を旅行や就業体験、ボランティアなどに充てることもできる。体験活動を重視する「ギャップイヤー」と呼ばれる慣習だ。安倍首相は著書「美しい国へ」(文春新書)で、大学の入学時期を秋に移し、高校卒業後の3ヵ月間にボランティア活動を義務づけることを提案している。だが、首相の提案を実現するには、ボランティアの自発性についての関係者の考え方が違い、受け入れ態勢の未整備のほか、秋季入学に伴う財政負担など、いくつものハードルがある。教育再生会議がどう結論を出すか、注目される。
[2006年10月20日付 YOMIURI ONLINEより要約]

ちょうどゼミでギャップイヤーについての論文を取り上げて紹介した学生がいたので。