高尾くん名人位獲得おめでとう。

朝の中継は見て、夕方の中継はほとんど見忘れていて、というのも祝日で天気がよかったので、きのう学校帰りにコンビニで購入したワインを昼間から飲んできげんよく昼寝していたからなのだけれど、夕方の6時を過ぎてもそもそと起きだしてテレビをつけてチャンネルをぱちぱちと替えていたら、ローカル局囲碁大盤解説をやっていて、?!と思いつつ、あ、名人戦はどうなったっけ?6時過ぎてるけど中継しとるのか?と思って、BSのほうをチェックしていたら、やっていて、高尾くんが解説室の大盤の前でインタビューされていた。ありゃりゃ。終局が早かったのですな。
解説は大竹美学の大竹名誉碁聖で、このひとの解説はむやみに間合いが長くて深遠ふうで、やけに美学的である。朝の中継で、中京のダイヤモンド羽根泰正や同・豆ダイヤ(失敬な!)山城宏が解説するとあっさりしてるのに、大竹が出てくるとやけに局面が哲学的に見えてくる。やはりこういう偉い人の聞き手に稲葉サンあたりは適役で、ケロっとしたかんじでよかった。これがかなちゃん(とかそういう、プロ棋士)だったら番組が進行しなかっただろう。