囲碁界のりあるキッズこと井山七段が勝つのを見届けてから散歩に出かけて古本を買う。知っている人に声をかけられておどろく。

NHK杯で囲碁界のりあるキッズ井山裕太七段が妙な勝ち方をするのを見て、それから自転車で出かける。学生時代に住んでいた界隈で古本を買う。
1件目の店で山田宏一をスルーして、
2件目の店で

レヴィ=ストロースの世界 (1968年)

レヴィ=ストロースの世界 (1968年)

あと
『批評空間』第2期24てやつ(丹生谷貴志が対談に入っていたため)
を購入。
100円ショップで手提げを買ってそのなかに本を入れ、
3件目の店で
ボルヘスのイギリス文学講義 (ボルヘス・コレクション)

ボルヘスのイギリス文学講義 (ボルヘス・コレクション)

妄想とパースペクティヴ性―認識の監獄

妄想とパースペクティヴ性―認識の監獄

を結果的に買ったのだけれど、そのまえに、学生に薦められていた池田晶子なんかを見ていたら、それまで本棚を見ていた人からいきなり声をかけられて、びっくりしていたら、大学院の後輩の人だった。同じコースで専門がちょっと違ってたので、10年ぐらい直接会ってはいなかったのだけれど、ひとづてには名前を聞いてはいて、ご活躍と思っていた。だけれど、びっくりした。声をかけていただいて恐縮しきりである。研究会のついでに母校界隈を覗いてみた、ということらしく、こちらはぼんやりと散歩していたテンションなので、ずいぶん体裁が悪かった。しかし、声をかけていただけたのはありがたいことである。恐縮ばかりだったけれど。で、なんとなく池田晶子の文庫本とか買いそびれてしまったりして。
で、ちょっと魂を抜かれた感じになりつつ、もう少し先まで行こうと思っていたのをやめて、家路につきかけたのだけれど、そういえば先日スルーした本があったあったと思い出し、それも買うことにして4件目に立ち寄った。
現象学とマルクス主義〈2〉方法と認識 (1982年)

現象学とマルクス主義〈2〉方法と認識 (1982年)

これが、1・2巻揃いで売られていて、じつは1巻は持っている(学生時代にたしかちょうど同じ古本屋で買った)ので迷ったのだけれど、まぁ、ザッツ大人買いという感じで、揃いを購入。
そこそこ走って運動にもなったし、10年ぶりに会った人と喋ったし、帰り道はやはり何年ぶりかの道を走って帰ったし、まぁ、よい日曜だった。