内閣府「少子化対策と家族・地域のきずなに関する意識調査」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071118-00000503-yom-soci

家族で大切なのは「一緒に食事」が6割…内閣府調査
11月18日9時33分配信 読売新聞


 内閣府は17日、「少子化対策と家族・地域のきずな」に関する意識調査の結果を発表した。家族間で大切にしていることとして約6割の人が「一緒に家で食事をする」を挙げ、一番多かった。

 また、今後大切にしていきたいこととしては「親の面倒をみる」がトップだった。

 意識調査は、政府が今年から11月の第3日曜日を「家族の日」と定めたことに合わせて発表したもので、今回が初めて。今年1〜2月、18歳以上の男女4000人を対象に実施し、約2400人(60・2%)から有効回答を得た。

 同居家族がいる人に対し、家族間で大切にしていることを複数回答で尋ねたところ、「一緒に家で食事をする」が59・4%。「家族だんらんの時間を持つ」も50・0%だった。

おつぎ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071118-00000055-san-soci

30〜40代ゆとりなく 子育て、仕事…家族のきずな意識調査
11月18日8時0分配信 産経新聞
 働き盛りの40代男性と、子育て期の30代女性は時間的、経済的、精神的にゆとりがない人が多いことが、内閣府が18日公表した「少子化対策と家族・地域のきずなに関する意識調査」で分かった。この結果から内閣府は「『ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)』の必要性を示している」と分析している。

 調査は今年1月25日から2月4日にかけ、全国の18歳以上男女4000人を対象に実施。有効回収率は60・2%だった。少子化対策の参考にするため、今回初めて行われた。

 白書によると、時間的ゆとりについて「ある」は47・2%、「ない」は27・6%の回答となった。

 年代別では「ある」と答えた人の割合が、働き盛りの30〜40代男性が20%台、仕事や子育てに忙しい30〜50代の女性は30%台と低かった。

 経済的ゆとりが「ある」は22・3%、「ない」は34・5%で、子供の教育費など出費がかさむ40〜50代男性や30〜40代女性は、「ある」の回答がおおむね15%にとどまった。

 精神的ゆとりが「ある」と回答したのは38・2%、「ない」が22・2%。管理職などにつく40〜50代男性と子育てや仕事に忙しい30〜40代女性が「ある」と答えた割合は25〜30%で、平均を大きく下回った。

 別居家族の間で大切にしていること(複数回答)は「お盆や正月には集まる」(57・1%)が最も多く、「電話やメールなどでよく連絡をとる」(56・8%)▽「悩み事の相談にのる」(25・0%)▽「一緒に家で食事をする」(23・8%)−などが続いた。

おつぎ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071118-00000014-mai-soci

<きずなの強さ>家族と87% 地域と45% 内閣府調査
11月18日6時30分配信 毎日新聞
 内閣府は17日、今年創設した「家族の日」(18日)に合わせて、「少子化対策と家族・地域のきずなに関する意識調査」の結果を発表した。同居家族とのつながりが「強い方だ」と考える人は87.8%で、「弱い方だ」の6%を大きく上回った。一方、地域とのつながりは「弱い方だ」が52.5%で、「強い方だ」(45.7%)より多かった。内閣府は「家族を大切にする半面、地域とのかかわりは薄くなっているのではないか」と分析している。

 調査は今年1〜2月、全国の18歳以上の男女4000人を対象に面接方式で実施し、2409人から回答を得た。

 同居家族の間で大切にしていることを複数回答で聞いたところ、「一緒に家で食事」が59.4%と最も多く、「家族だんらんの時間」50%▽「あいさつ」47.6%▽「悩み事の相談」35.6%−−などが上位を占めた。

 別居している家族とのつながりが「強い方だ」との答えは58.5%で、同居家族に比べ少なかった。「お盆や正月に集まる」「電話やメールでよく連絡をとる」が6割近く(複数回答)に上った。

 一方、地域の役割で重要と考えることを複数回答でたずねたところ、「人間関係をはぐくむ」58.3%▽「子供の育ちを見守ったり支えたりする」44.2%▽「防災・防犯活動」38.6%−−などの答えが目立った。

 参加している地域活動では、「町内会・自治会」が47.6%(複数回答)で最多。半面、「特に参加していない」も42.8%を占めた。【石川貴教】