恋愛モノ、ということなのか。もう少し軽いのかと思っていたら、なんかこう、うすきみわるいかんじ。主人公の男が、とっちゃん坊やで目の覚めるようなブルーのスーツを着ていているくせにガタイがよくて見た目きもちわるい(
アダム・サンドラーを悪く言うな!!という声がびしばし)。おまけに、精神的に不安定で、かなりおかしい。映画の視点人物になる主人公がそういう状態なので、映画の世界そのものが歪んでるかんじなのだ。悪趣味だったりスタイリッシュだったり、しかしまぁなんだかわからんうちに恋愛モノであるという。それがいかんのかといえば、うーん、いまの映画はこうなんですよといわれれば、なるほどそうかと思わんでもない。じゃいいのか。