ひさびさに読み返す『しぐさの世界』。あらためて面白い。

なんやかんやで身体技法関連のものを見ようかなということになり、そういえば自分が卒論を書くときに買って読んでたしか面白かったというのをおもいだして、本棚からひっぱりだした。
で、ひさびさに読んでやはり面白い。
会話分析とかゴフマン的なコミュニケーション論みたいなことでも、民族学の人が書くと、いろんな時代とか地域とかの事例がたくさん出てくるのがいい。

はてなのリンクで見てみたら、こちらの方も言及されていた。
http://d.hatena.ne.jp/rucca/20040620

高野文子さんが「黄色い本」執筆中に読んでいた、野村正一さんの「しぐさの世界ー身体表現の民俗学

なんと。
いかにもありそうですごいエピソードだ。

黄色い本 (KCデラックス アフタヌーン)

黄色い本 (KCデラックス アフタヌーン)

昭和の、地方の、お年寄りとか高校生とかの普段の服装とか立ち居振る舞いとか、家や戸外や生活のかんじとか、視線とか、白日夢とかのかんじとか。たしかにふれあうところがあるかもなと思わせる。