橋下知事:指定管理者選定「抜本見直し」 /大阪

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20081204ddlk27010402000c.html

橋下徹知事は3日、府施設の維持管理などを委託する指定管理者の選定手続きを見直す方針を明らかにした。今秋実施した府営公園の指定管理者選定に絡み、最高額で応募した出資法人「府公園協会」が選ばれたことを問題視。担当部局が選定委員を選任する仕組みなどを改めるという。
 府は9〜11月、府営18公園の来年度から3年間の指定管理者の選定を行った。このうち、橋下知事が指摘したのは、柏原市など4市1町にまたがる「石川河川公園」。応募した7団体中、最高額の年間約1億3000万を提示した同協会が選ばれた。最低価格は約8600万円だった。
 府公園課によると、維持管理に当たる人数が最低価格の団体の8人に対し、同協会は21人で、提案内容で優位だったことが主な選定理由だという。都市整備部が選任した選定委員は外部の有識者ら6人が務め、他の17公園中、9公園も同協会が管理者に選定された。
 府公園協会は、理事長を府職員OBが務め、常務理事や職員42人が府から派遣されている。橋下知事は「担当部局が選定委員を選んでいることに問題があるのではないか。指定管理者制度を抜本的に改める」と話した。【鮎川耕史】
毎日新聞 2008年12月4日 地方版

もう大阪は橋本のあいだは、値段だけ見て指定管理者を決める、ってことでいいんじゃないでしょうか。有識者が選定委員をやって決めているのは、とうぜん、提案内容を吟味するためのはずで、その提案内容に差がないならともかく、違いがあるのに安いほうを選ばないのが問題だというのであれば、選定手続きをふむことじたい意味がないといってるようなもんではないの。

その「石川河川公園」というのはこういうところ。
http://www.osaka-park.or.jp/nanbu/ishikawa/main.html
公園っつっても、ブランコとかすべりだいとかある近所の公園のことではないし、管理っつっても管理人のおっちゃんが暇そうにしてるみたいな次元のことではないようだ。
ほんとは − 大阪府にひとなみなお金があれば − こういうところで、いろいろな新しいことをやれるはずだ。地域の人たちとか府民みんなが活性化?するみたいな。税金を使って施設を運営するというのはそういうことやと思う。いっぽうで施設で事故が起こんないような安全をしっかり確保することと、もういっぽうで常に新しい仕掛けをつくっていく生涯教育的な企画運営力が、りょうほうクリアできてほしい。
のだけれどまぁ、どうせお金がないんだろうし、どうせ橋本だから。むつかしいことはいわないってことで。