クリスマスジャズってことで例年のように。とりあえずポール・ブレイ、エヴァンス、パーカーを。

トリオ’64

トリオ’64

どっちも「サンタが街にやってくる」をやってますね。
ポール・ブレイのほうは、若かったときで、ミンガスに見出されて、ドラムスがアート・ブレイキーというトリオで、荒っぽい演奏。「SplitKick」なんかやってるし、ブルース曲とかやってるし、なんか、ホレス・シルヴァーとかそういうかんじのハードバップ・ピアニストという感じ。でも、「This Time The Dream's On Me」とかそういう唄モノのほうがいい感じで、だから「サンタ」なんかもいい感じ。猛然と演奏し始めるけれど、だんだんテンポが遅くなってくるのはごあいきょう。
エヴァンスのほうは、ドラムスはポール・モチアンなのはいいとして、ベースがゲイリー・ピーコック。なんかベースが重くて不気味な感じはするけれど、それはそれとして「リトル・ルル」とか「サンタ」とか小唄を弾いていていいかんじ。
あと、
コンプリート・ロイヤル・ルースト・ライブ・レコーディングス・オン・サヴォイ・イヤーズ VOL.2

コンプリート・ロイヤル・ルースト・ライブ・レコーディングス・オン・サヴォイ・イヤーズ VOL.2

これは、CDでも持っていますが、大昔に買った別編集のLPのを引っ張り出して聴いているところ。
ほのぼのとした「ホワイトクリスマス」が聴けるという。ライブの日がイブだったとかなんとかだったと思う。

ほぼ日で、「今年はクリスマスソングを耳にしない」とか書いていて、それはたしかにそういうかんじではあるけれど、自分の場合は、風邪を引きたくないのでそもそもわざわざ街中を歩かないというのと、ついこのあいだまで今年の学生の卒論のぐあいがそういう気分にさせなかったというのと、明日も仕事で準備をしていかないといけないというので、なんか個人的にクリスマスソングを聞く場面にいかない、というのもある。