気散じにLPを引っぱり出して聴く『スタンダードタイム』とか『オフランプ』とか。

スタンダード・タイム Vol.1

スタンダード・タイム Vol.1

オフランプ

オフランプ

LPを置いてある棚の前に物があって、LPなんてどうせほとんど聴かないからって勢いまんまんなのだけれど、なにしろ気を散らしたいのでわざわざ引っぱり出して聴く。
ウイントン・マルサリスのグループの、このときのアレンジはひじょうに冴えていて、構造がしっかりしてながらリズムが自由&重層的&浮遊感&ポリリズムポリリズムだね、というところがいいところ。
『オフランプ』は、菊地本で紹介されていて、当時『愛のカフェオーレ』という気合十分の邦題で売られていたというので褒められていたのだけれど、LPを引っぱり出してみたら、私の持っていたのは日本発売盤ではなかったようだ。ざんねん。