『孤独な場所で』みた。

いちおう、孤独な場所にいるのはボギーってことなんやろけれど、この人の役回りは、ハリウッドのセレブな業界人で、王子とか呼ばれる脚本家で、で、いまちょうど書けなくなっているけれど作品を期待されている、友達もいるし彼女もいるリア充、というかんじで、まぁふつうのいみではいわゆる孤独な場所っていうところにはいない。
のだけれど、この人が実はちょっと異常者なんじゃないかっていうところが物語のキモで、そこんところでこの作品はサイコサスペンスなのだけれど、しかし主人公を異常者なんじゃないかみたいなことに設定しておいて、孤独とかいうのは(いやじっさい、孤独うーな感じのする作品なのだけれど)、いかにも後味がわるくていいかんじである。