本日のぐっときたweblog記事。居酒屋のバイトの話。

民間社団を「生活保護」する必要はあるのか? - くまくまことkumakuma1967の出来損ない日記

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最低賃金の水準が「健康で文化的な最低限の生活」を維持するのに必要な額(時給1500円くらいかな?)を下回っている現状をどうみるか、ということなんだけれど......
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最低賃金以上、生計維持水準以下で大学生を雇用している居酒屋さんってものがあったとして、その大学生の労働時間に見合う分の生計費の不足分を補填してるのはその大学生のご両親の仕送りだったりするわけでしょ。
 つまり、居酒屋にご両親が貢いでる状態。バイトして自分の力ではした金を稼いでるんじゃなくて、実態は「ご両親の稼いだ仕送りを居酒屋に払ってる」わけ。
 視点を変えてみれば、そういう企業は、家庭なり、地域社会なり、公共なりの社会が支えて企業を経営する社団*1の存続を保護してる事になる。

いつもながらぐっとくるなあ。
あ、でも、けっこうその大学生ってのが「健康で文化的な最低限の生活」を維持してないです、っていう要素もあって、そのばあいその大学生君は、本とかPCとか買う金も削り、バイトのために学校の授業もサボって(先払いの授業料ぶんを回収せず)自分の将来を削って居酒屋に貢いでいるという言い方もできるのですかね。