電子ペーパー端末かあ。買わないけど、なんか現実性が出てきたなあ。

このところ、なんかKindleとか気になって、検索とかしてちらちら見ている。Kindleそのものは、いまのところ、電子ペーパーというよりはamazonの端末なので、使い勝手が悪そうで、買わない。でも、スキャナでPDF化した文書や書類や論文を読むのに特化したものって、あったらいいなあと思う。PCだと、軽量化すると画面が小さくなって値段が高くなるわけで、また立ち上げるのにも時間がかかるので、電車の中で雑に気軽に読んだりしにくい。そのへん、たとえばpomeraくんが入力に特化したガジェットとして悪くないのとおなじで、文書読むだけに特化したもの、ってのもありだなあという気がする。
で、Kindleのふつうのが、画面が文庫・新書版ぐらいだそうで、でかいほうが、A5版単行本ぐらいなのだそうだ。筐体は画面よりひとまわりおおきくて、ふつうのがA5版単行本くらい、でかいのはB5版ぐらい。重さは、ふつうのが300g弱、でかいほうが本体だけで500gちょっと、と。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20091118_329515.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20100217_349293.html
で、Kindleから目を他に向けると、
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20100302_352071.html

Foxit「eSlick」試用レポート
〜日本語PDFとテキストが表示可能な電子ペーパー端末
価格:32,800円

なんてのがあるな。
Kindleと同サイズの画面で、大きさが一回りちいさくて重さが180g、と。

手持ちのPDFファイルがそのまま見られる使い勝手のよさが魅力
 ざっと見てきたように、この製品向けに特別なフォーマットで書類を生成しなくとも、手持ちのPDFファイルが問題なく見れてしまうメリットは大きい。Kindleの場合、ScanSnapで生成したPDFファイルは問題なく見られるものの、例えばKindleに転送する際に日本語のファイル名を英語に変更してやらなくてはいけない(そうしないとメニュー画面で文字化けする)という問題があった。こうした手間を掛けることなく、PCのローカルディスク内にあるPDF/テキストファイルをそのままSDカードにコピーし、持ち出して外出先で読めるというメリットは、他のデバイスにはないものだ。
 正直なところ、ハード・ソフト面では粗さも目立つほか、電子ペーパーのクオリティではKindleに明らかに分があるが、日本語が表示できるPDF/TXTリーダーがほかにない現状では、さまざまな可能性を秘めた機器だと感じる。実売価格も3万円台前半とリーズナブルであるため、個人ユースでも購入に値すると言える。
 冒頭に書いたように、今後はハイパーギアをはじめとするOEM先から本製品を用いた何らかのソリューションが提供される見込みだが、特別なツールを使わずに素のPDFやテキストファイルが読める電子ペーパー端末は貴重な存在であるだけに、むしろそちらの方面での進化が期待される。変に機能を肥大させることなく、現状の機能の使い勝手のブラッシュアップと、品質面のさらなる向上を望みたいところだ。また同時に、本製品の競合になるデバイスが今後登場してくれることを1人のユーザーとして期待したい。
□Foxitのホームページ
http://www.foxitsoftware.com/japan/

だと。
というわけで、
いますぐとか、1年以内にとか、買うかといわれると、いやいや、というかんじだけれど、なんか現実味が出てきたかんじはある。
希望としては、本体がA4サイズで、画面がだいたい、余白分を除いたA4文書が読めるぐらいで、重さが500g以下で3万円以内、ぐらいのが出てきたら、ちょっと考えちゃうかも、と思う。