非常勤先の最寄り書店で買った『「どこでもオフィス」仕事術』『臨床とことば』『快適生活研究』。

臨床とことば (朝日文庫)

臨床とことば (朝日文庫)

快適生活研究

快適生活研究

金井美恵子は、文庫版巻末著者インタビューのために買う。ファンなので。まぁいつもながらの勢いで喋っている。
『どこでもオフィス』は、まぁ、こういうのばっかり読んでる身には知ってることがけっこう多かったので、さくっと読めた。自分は外食とか喫茶店とか行かない人なので、そういう意味では縁がないのだけれど、でも研究室とじぶんちでネットを使って仕事環境をつくるとか、仕事関係のファイル共有をネット使ってやるとか、そういうのはいつのまにかやってるし、それなしだといまさらたいへんだなあというぐらいにはなっている。
『臨床とことば』は、まぁ、想定の範囲内の対談を気楽に読みたいために買ったんで、まぁそのとおりの内容。めざましい普遍的な理屈が書いてあるわけでもなくて、あれやこれやの具体的なはなしがおもしろいところ。横着なナースのはなしは、鷲田の持ちネタのようであるけれど初めて読んでやはり感動的である。そういうのとか、ちょっとした言い回しとか言いくるめ方とかが読みどころ。個より普遍にいたるっていうかまぁそんなようなことで。