学校の売店で買った『超ブルーノート入門』。

先日、売店で目にとまって、それからまた別の日に、かえりの電車で読むものがないので買って帰った。
ジャズ本じつはあんまり読んでなかった気がして、つまり、個人名でいうと、聴き始めのときに油井正一相倉久人植草甚一、で、後藤雅洋がぐっと来て、加藤総夫、あとはまぁ寺島靖国、で間に合わせていた感じ。
というわけで、中山康樹、というと、マイルスを聴け!とか命令する人だ、という印象があって、マイルスべつに好きじゃないので、読まなかった。
で、この本、ブルーノート(っていうレコード会社がありまして)の、レコード番号1500番台の98枚にはジャズのすべてがある!みたいなことを言って、LPいちまい見開き2頁ずつ、98枚すべてについて紹介しているという。『〜完結編』のほうは4000番台、だと。
で、ブルーノートってのがこれまた、自分の好みから言うと妙にちがっていて、なんていうか、ホークスのファンなのに巨人軍の選手名鑑を読んでるようなかんじ、っていうか。
で、その紹介の文章がまた、みょうにポエムっていうか、かっこいい言い回しがめだつ。録音時のエピソードとかはおもしろいけど。
この本の主役は、ブルーノートを設立して一手にプロデュースをしたアルフレッド・ライオンで、まぁそのつもりで読むとおもしろい。
なので、結論としては、『超ESP入門』とかあれば読みたいかも。