クロード・シャブロルが亡くなってしまった。ごめいふくを。

夕刊の訃報欄で。
http://mainichi.jp/select/world/news/20100913dde041060093000c.html

訃報:クロード・シャブロルさん 80歳=映画監督
 ◇仏映画「いとこ同志
 フランソワ・トリュフォー、ジャン・リュック・ゴダールらとともに、フランス映画界でヌーベルバーグ(新しい波)運動の旗手と呼ばれたクロード・シャブロル監督が12日、死去した。80歳。死因は不明。ロイター通信などが伝えた。
 パリ生まれ。53年にフランスの著名な映画誌「カイエ・デュ・シネマ」で映画評を書き始めた。57年にヌーベルバーグ派による長編第1作となった初の監督作品「美しきセルジュ」を発表した。「いとこ同志」(59年)は第9回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。映画監督ヒチコックの影響を受け、多くのサスペンス映画も撮った。他の代表作に「ボヴァリー夫人」(91年)、「石の微笑」(04年)など。50年以上にわたり80以上の映画、テレビ映画を製作した。【パリ支局、写真はロイター】
毎日新聞 2010年9月13日 東京夕刊

ヌーヴェル・ヴァーグ三銃士のひとりだった人で、ただ、まっさきに「商業主義的」な路線に走って心ある人を嘆かせた人ってことで、そのへんの屈折と韜晦については、山田宏一『友よ映画よ』の文章が胸を熱くさせる。何をか撃たんや!

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忘れたけど、なんか小粋ですかした偽スパイ映画、みたいな印象だったような。
また、
役者としての怪演を、昔、『サム・サフィ』という、専門学校の学生さんに薦められた映画で見た覚えも。
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ごめいふくを。