SQSそのご。授業の出欠で使ってみた。

まえ(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20100804#p1http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20100806#p1)にここに書いたのの続報。
SQSってフリーソフト、大教室の授業の出欠で使ってみた。170人以上登録の授業だったけれど、初回100人ぐらいしか出席してなかったようだが、
まぁ学生さんはさしたる説明も不要で学籍番号をマークしてくれたようだ。そのへんは、意外とマークシート世代(?!)なのであろう。もちろん「マークミスで読み取れなかったら君らのせいだからね私は知ったこっちゃないよ」と言い添えたからってのもある。
提出するときに、「紙の上下をそろえて出してくれ」と言うのを忘れた。でも結果ちゃんと上下そろえて出してくれたようである。

そういうわけで授業から紙束を持って研究室に戻り、さっそくスキャン作業。
スキャナのソフト側の設定のひとつに、あらかじめ「SQS専用」というのを設定してある。なのであれこれいじらずにすぐスキャン。
スキャナの物理的な性能で、あんまし大量の紙束を放り込むと重送紙詰まりを起こすので、小分けにしてスキャン。まぁ完了。さいしょで要領がつかめなかったのでここまでで7,8分かかったけれど、慣れれば5分ぐらいじゃないかな。
そこから、SQSを立ち上げて、スキャンデータを読み取らせる。回答用紙一枚の処理に数秒かかって、100枚でこれまた7,8分かかったようだけれど、まぁ、これネットブックPC(プチフリ仕様の音響さん)でやったんで、もっと高スペックのPCならもう少し早いかも。また、そもそもこれはPCに勝手にやらせておいて自分はほかのことをしていた。
というわけで、
つごう15分か、もろもろで20分で読み取り完了。そのうちスキャナの相手をしてないといけないのは前半作業だけ、ということのようだ。
あとはまぁ、学籍番号以外に自由回答欄に書かせた小レポートを読んでたけれど、それも、出席簿に出欠を転記する作業と分離されて読む作業に集中できたので、楽に読めた。
ちなみに、用紙は今回は、コピー用紙にリソグラフで印刷。印刷室の担当職員の方にうかがったら、コスト的には1枚3円ほどかかると。次回はもう少し紙質を落として試してみよう。

これはいけそう。
ただ、大教室なのに出席をとるということを学生諸君が知ったら、サボらずに出てくるやつが増えるだろうし、そうすると100枚じゃなくて170枚を処理しないといけなくなるだろうけれど。まぁそれはそういうもので、それこそ教育上の目的である。