『暴走する「地球温暖化」論』。『エコ論争の真贋』とあわせて読んだり。
やっぱしおもしろいぞ。時期的には『真贋』(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20110629#p1)のほうがあとなので、そっちのが正しそうに見えなくはないわけだし、『真贋』でかなり皮肉られている武田という人の文章はやはり雑に見えなくもない。でもそれもふくめ、まず、対立する議論を読むところで理解がふかまるわけで、とくに教育領域に出てくる「エコ」なんてほとんど浅薄で無意味ないし有害なのだ、というのは、やはりあれこれ読むと見えてくると思う。