『通勤どこでも仕事術』読んだ。サラリーマンなかんじが楽しそう。

通勤どこでも仕事術

通勤どこでも仕事術

けっこう前から、書店の棚で見かけていて、著者は文具術の本の人でiPadバカの人なので、これはきっとおもしろいだろうと思っていた本。まぁでもすぐに読みたいわけでもないのでちょっとスルーしていたけれど、なんとなく今日は気が向いて購入。
で、電車通勤とか出張とかの時間を有効に使おうみたいなことで、まぁものすごく驚くことは書いてなかったのはこっちがこの辺の本をむやみに読んでるからなわけだけれど、しかし、電車に揺られて通勤するサラリーマン、ってかんじがなんだか楽しそうな本なのである。著者の通勤電車の時間は1時間ぐらいだそうで、そのぐらいの時間があるとたしかになんかしたらいいわけで、本を読んだり音楽を聴くわけで、あるいはぼやっと何か考え事でもしてるわけで、まぁこの本にしたところで日常のルーティンの通勤に関してはそれ以上の特別なことがたくさん書いてあるわけでもないのだけれど、考えてみればそういうのは楽しい自分の時間なんである。この人の本、なんかこう、気楽なかんじがして、また、ちゃんとサラリーマンしてる感じがして、いいんである。ライフハック系の本って、コンサルの人とか自由業の人とかがノマドやのクラウドやの言いまくってても、刺激は受けるし面白いけれどそのまま自分がするかっていうとそういうことにもならない感じもあって、そういう意味では、サラリーマンな感じでしかもなんとなく楽しそうっていうのは、いい線いってると思うんである。