『商店街はなぜ滅びるのか』。

商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)

商店街の問題は後継者問題だ、という指摘があってそこだけちょっとおもしろいと勧めていただき、通勤電車その他で読んだ。たしかにそこだけはなるほどというところもあったが、まぁそこだけ。ていうか日本語が下手なところが何か所かあって、とくに最初のところで

この文章が書かれたのは一九八〇年代のはじめであり、今から三〇年ほどの年月が経っている。

という文で、なんか、うーん、となってしまった。
あと、「グラフの通りこれこれになっている」という文章を読んで油断していると、グラフを見てもなんとなくあんましそんな傾向がはっきり見て取れないような気がする（目を細めたり顔を斜めにしてみたりして見るのだけれど、どのへんにその「傾向」が見て取れるのかようわからん）ところも何か所かあるし・・・。