通勤電車で読む『「ぐずぐず」の理由』。

「ぐずぐず」の理由 (角川選書)

「ぐずぐず」の理由 (角川選書)

「ぐずぐず」とか「ぴかぴか」とか、オノマトペというのがあって、それはやはり言語と身体の交錯するところにあるのだと言えなくもないだろうし、そうするとメルロ=ポンティ屋さんの出る幕であるとも思われなくもないわけで、つまりこの本、というかもとはWEBジンの連載だったということだけれど、の「企画意図」は、わかるというものだ。それはまぁそうだけれど、おもしろかったかというと、まぁ、うーん、というかんじで、じっさいにぐだぐだと書いてあるのを読んでると、まぁ、うっとおしいわけだし、ぱっぱっと読み飛ばしてしまえば、結論は何だと問われてこれですよというものがあるかというと、まぁそういう本ではないですということになる。