教育実習巡回指導の電車で読む『素晴らしきラジオ体操』。わらえるし勉強になる。

某日、非常勤先もよりの書店の棚で見かけて購入。『弱くても勝てます』の人で、おもしろいだろうと思って。ていうかたしか単行本が出たときに研究室の図書に入れてたと思うけれど。
で、読んでみたけれどやはりおもしろいし勉強になる。いま『社会的なもののために』というのを別に読んでて、生権力とかそういうのが、まぁ日本で具体に落とすとひとつはラジオ体操になるわけでちょうど話がかさなっているわけである。
「ラジオ体操のルーツは旧逓信省簡易保険局が制定した「国民保健体操」にまで遡ります」(ラジオ体操の歴史-かんぽ生命)だそうなわけで、ひとつの源流はアメリカの生命保険会社の健康体操ラジオ放送だったのだそうだ。
ただそれだけではなくて、まぁいろいろ怪しげな禊とか霊能者とか、「ヨイサ」とか、軍国主義とかファシズムとか民主主義とか、いろいろなはなしがでてくるのでおもしろい。