- 作者: 高橋秀実
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: 文庫
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で、読んでみたけれどやはりおもしろいし勉強になる。いま『社会的なもののために』というのを別に読んでて、生権力とかそういうのが、まぁ日本で具体に落とすとひとつはラジオ体操になるわけでちょうど話がかさなっているわけである。
「ラジオ体操のルーツは旧逓信省簡易保険局が制定した「国民保健体操」にまで遡ります」(ラジオ体操の歴史-かんぽ生命)だそうなわけで、ひとつの源流はアメリカの生命保険会社の健康体操ラジオ放送だったのだそうだ。
ただそれだけではなくて、まぁいろいろ怪しげな禊とか霊能者とか、「ヨイサ」とか、軍国主義とかファシズムとか民主主義とか、いろいろなはなしがでてくるのでおもしろい。