yoga tablet買った。ちょっとびみょうかな...。

先日、なにかの拍子にAmazon上で見かけて、Youtubeでレビュー動画など見たりしてちょっといいかな?と思って、しかし冷静に考えればNexusだろうか、などとも考えたりして、しかしいずれにせよさしあたり使うシーンがないからなぁ、と思い、まったく物欲で気を散らすということさえできないとはな、と思ったりもしていた。
何年か前、iPad初号機が出たときに、なんやかんやで職場でみんなで買って、なるほどタブレットとはこういうものか&アップルとはこういうものか、というのはそのときだいたい見当がついて、なるほどアップルというのはサレオツで気の利いたセンスというのはあるもんだな、と思い、それはそれとして携帯電話のほうはWindowsMobile6.5からAndroidに乗り換えて(ちょうど1年前のdocomoではそんなかんじ)、ここでまたなるほどAndroidというのはこういうものか、意外と使えるもんだな、と感心して、今日に至っていたわけである。たしかに書類とかダウンロードした論文なんかを読むにはiPad初号機はちょっと重たい、携帯電話だと画面が小さい、なるほどちょうどいいサイズのタブレットというのは、あってもおかしくないものだな、とは思っていた。ただ、それで小型のタブレットを買ったとして、現実問題として論文をそれでザクザク読むかというと、たとえば通勤電車ならタブレットではなく本を読むだろう、と思うわけである。
なんだけれど、そういえば以前にこういうこと(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20100321#p1)を書いていたな、と読み返し、ほんの数年前の自分内のハードルが「希望としては、本体がA4サイズで、画面がだいたい、余白分を除いたA4文書が読めるぐらいで、重さが500g以下で3万円以内、ぐらいのが出てきたら、ちょっと考えちゃうかも」というものだったことを知り、あきれた。つまり、これはほぼクリアされてるんである(画面の大きさは、プラスでもあるけれど、強度との兼ね合いとか、かさばる的な意味でデメリットでもあるわけで)。だとすると、やはり何かを買わない理由も薄いのではないかという気がしてきたわけである。
で、買いました。まぁ、Amazonだと2万円ほどだったという理由、Nexusより割安で、画面がやや大きくて、あとガジェット好きの人心を惑わすようなデザインのギミックぶりがいいのでは、と(冷静に考えたらNexusでしょう、と思いつつ、Nexusには物欲が動かなかった、っていうか冷静になったら買わないわけで)、まぁそういうかんじの言い訳をしつつ。ちなみにiPadmini、という選択肢も一瞬、よぎりはしたけれど、どうもオサレへの拒絶感、安物を買いたいという心の傾斜を止めることはできず、まぁほぼ眼中になかった。幸いなるかな、心の貧しき者、汝、泥タブを買うべし、というやつである。
で、買って、まず悪名高いsimejiってのを外して、いくつかのアプリを入れて、あれこれ触っているところ。
で、重さがちょっと重い。もちろんiPad初号機よりはだんぜん軽いのだけれど、カタログ上、Nexusより明らかに重い、けれど偏重心で持ちやすいのであまり重さは感じません、というレビューだったけれど、いやまぁNexusと持ち比べたわけではないのでこんなものかもしれないのだけれど、期待したよりは手首がくたびれる。まぁ慣れかもしれないけど。で、画面保護シールを一緒に買ったのだけれどこれがYoga純正ってわけではなくてびみょうに形が違うし、おまけに気泡だらけになってうまくいかなかった。
まぁそんなかんじで、びみょうにこちらの愛着を削ってくるかんじはあるけれど、まぁしばらく持ち歩いてたらなじんでくるかな、という。そのぐらいのファーストインプレッションですね。