通勤電車で読む『なぜ人はゲームにハマるのか』。アフォーダンスや倒立メガネやユクスキュルの話、あるいはナラティブの話。HCIのデザインの諸側面について。ひろいもの。

ゲーム制作の現場から今は立命館大でゲーム研究なんかもやっているらしい著者の人。ゲームの面白さ、といえばゴフマンの論文、かと思いきや、そのへんはいっさい触れられず、しかしアフォーダンスや幻肢や倒立メガネ(拡張身体)や、ユクスキュルやなんやかんやが出てくるHCIデザインの話には、いつエスノメソドロジーが出てきてもおかしくない雰囲気がある。あと、ナラティブの役割とかにも言及されていて、けっこう視点はでそろっているかんじ。ひろいものだと思う。
あとこれは長所だけれど、すぐ読み終わる。