中古ノートPCというものを買ってみた。

研究室にちょっと安価なPCを買う用事というのがあって、ふと、中古という手もあるのかな、と、試しということもかねて買ってみた。ソフマップで19800円+税。↑上のリンクは、似たようなシリーズの機種ということです。買ったのはたぶん「dynabook SS RX2」とかいうやつで、 メモリ1GBかなんかで、Officeはもちろん無し。これが研究室の用事に使えるかどうかは、やってみなけりゃわからないというところはある(まてまて、USBの穴が足りないような気もしてきた)。しかし、買って帰って触ってみたら、まぁさしあたり普通に動く、ように今のところ見えるので、この調子でいけるのであれば、選択肢としてはゼロではないかもしれない。
無法に安いけれど、理由の一つは、これ、企業さんがごっそりまとめて買い替えでまとめて払い下げたものだったから、同機種がたくさん割安であるのです、ということだった。なるほどね。あと、2009年秋冬モデルということで、古いというのもあるようだ。言われてみれば5年も経っているのだ。
まぁ、あれやこれや見るに、このぐらいの中古だと、やはり耐用年数というか、何年ぐらいもつかというところでやはり新品と同じというわけにもいかないようで、2009年モデルとなれば、あと2〜3年で成仏しても文句は言えないかも。そういうあれでいくと、買った目的の一つ、安いPCを学生さんに勧める、というのには、ちょっと微妙かもしれない。でも考え方によっては、入学と同時に買って、2年で使いつぶしてから、3回生ぐらいにちゃんとしたのを買う、というサイクルはあるかもしれないけど。まぁ、そのぐらい安い、という言い方はできそう。

補足その一。
USBの穴について。このマシン、「PCカード」スロットなんかがあって、しかしUSBの穴は見たところ2つしかない。それで、足りるかしら、と思ったのだけれど、念のために仕様を検索してみてみたら(dynabook SS RX2シリーズ <仕様>)、「eSATA」なるコネクタがあり、これがUSBと兼用、ということになっていた。確かに、探してみたら変換コネクタなど安価で売っている。
補足その二。
ついでに、このマシンが現役の時の評判でも見てみようか、と見てみたら(【買い物山脈】誰もが「軽ッ」と発するモバイルノート「dynabook SS RX2」 ~512GB SSDで格安と錯覚、夏モデルで消える - PC Watch)、提灯記事にせよなんかやたら褒めてある。たしかに自分的にも、手にした瞬間のファーストインプレッションが「軽っ!」だったし、多少さわっている感触が悪くなくて、研究室用にというより自分用にしようかなあという気も出てきたのも確かで、まぁね、評判のいいマシンだったということなのだね。当時としては高価で、まぁ今回買ったのより上のモデルだろうけど25万円ぐらいしたと書いてある。それを2万円で買えたのだから、やはり中古恐るべしといったかんじか。常に最安ランクのパソコンを選んで買って使っている人間としては、お古とはいえ腐っても鯛、こういう上等のマシンに触って「やはり上等はモノがちがうねえ」等々経験するよい機会にもなったということかも。そういうあれでいうと、学生に中古PCを買わせる効用というのも意外なところにあるのかもしれないとも思ったりして。
いやー、それもそれだし、前の持ち主っていうか企業さんは、こういう上等マシンを社員にばんばん支給してたってことかね、日本企業あなどるべからずってのもあるね。