散歩してようやく本屋へ。『文藝別冊 谷崎潤一郎』『数学文章作法 推敲編』『今日も元気だ映画を見よう』。

例によって丹生谷貴志が書いていると聞きつけ、欲しいと思いつつ、毎日春らしい日々が続くのに一向に本屋へと足が向かず、というか通勤以外の外出ができないまま日々は過ぎ、それとは関係なくAmazonから本やCDやDVDが宅配で届き、いよいよ気力が失せてさらに日々が過ぎ、ようやく這うように部屋を出て電車に乗り街の本屋へ。それでぶじ『文藝別冊 谷崎潤一郎』を見つけ、それから本屋に行った暁にはあれこれ買おうと思っていたものをいざとなったらさっぱり思い出さず、あちこちの棚を見てようやく面白そうな読めそうな本を見つけて、合わせて購入。帰りはせっかくなので二駅ほど街中らしき道を歩き、それから電車の中では芝山本(映画の短評ばかり集めた、楽しいことはわかっている本)を少しめくり、駅に降り立って少し上等のスーパーでお彼岸のおはぎなど買って帰る。で、丹生谷貴志の谷崎論を読んだり。