学内の同僚の
言語学の先生と、何か読書会でもということで、これなんか、ということであがった本を、とりあえずさっと読んでみた。
橋爪大三郎から始まり、ハートに進み、サールに進み、なんやかんやで社会現象をゲームとして見るという話になって、最後にちらっと
橋爪大三郎に帰っておわる。で、ただし、社会現象をゲームとして見るには
社会学の古典があれこれやっているようだが本書では立ち入らない、とあっさり宣言してある。で、結局、まぁ哲学の人らしいので
社会学の人とはやりたいことが違うんだなあということはわかるわけで、ただ、ゲームと規範などという話題だと、
エスノメソドロジーとかなり近いところに目を向けてるわけで、そこでどのように違うことを言っているのか、というあたりを、
言語学の先生に教えていただきながら読んで行ければなあと思っているところ。