なんとなく評判をちらほらと見かけていたので読みたいなと思っていたのを、某日、散歩で寄ったスーパーの書店コーナーで買って、読んでみた。いいかんじ。
赤血球と白血球が主人公?の血液擬人化マンガ。まぁ、体内でこんなかんじで血液が働いていますよ、というおはなしなので、基本は「
ためしてガッテン」なんだけれど、けっこうその職場の描写がゆるい工場っぽくてたのしいってのがある。ところが、まぁ2巻目までの数話のはなしでいえば、やはりお話の中心は
赤血球より白血球とか免疫系のほうになり、つまり、外敵が襲来してそれとのバトル、みたいなエピソードのほうがまぁ面白みがあるようで、そうすると敵を惨殺しまくる白血球のエピソードはホラーコメディーテイストにもなるわけである。で、いちおう医療監修がついて
ためしてガッテン的に血中のいろいろな細胞たちの活躍を解説しながら進むので、「虫メガネを使わないと読めない系」のコミックということでもある。で、全体的には、ちょっと
佐々木倫子テイストのたのしいお仕事マンガ。