『ビートルズ全曲解説』をAmazonで古本で購入。昔読んだのはこれだったようだ。

ビートルズ全曲解説

ビートルズ全曲解説

まだ自分がいまよりも若くて学生だったころ、ビートルズをまとめて聴きながら助けになりそうな厚い本を大学の図書館で見つけて、読んでそれが自分にとってのビートルズの基本になった、という覚えがあって、図書館の二階のあの棚の、あそこ、あの背表紙、というかんじで30年ぐらい前の光景がいまでも目に浮かぶようなのだけれど、のちにお給料をもらえるようになって、またインターネットなどというものもでてきて、あの本を自分で手に入れたいと思って何度かあれこれさがしたけれど、見つからず、なんとなくあきらめていたのだけれど、数日前、テレビでビートルズの映画などやっていたこともあってビートルズをまとめて聴きなおしながら、ふとまたあの本を探そうという気になり、そしてこのたびは、「かならずあるはずだ」という理屈を見失わないように心に決めて、探したら、なんとなくこれかな、という本があったので、注文してみた。で、それが届いたのだけれど、宅配で届いた包みの中の本は、自分の記憶の中にあるハードカバーのものではなくて、「?」と思った。自分の記憶の中ではその本は、分厚いハードカバーで、黄色い表紙で、ジョン・レノンの顔写真の加工したのがデザインされていて、タイトルが『COME TOGETHER』とかいうんじゃなかったかと思うのだったけれど、この本は、『ビートルズ全曲解説』というソフトカバーの本で、白地に林檎マークの本。しかし、Amazonで目次を見て、なんとなくこれだなと思って買ったのを、ぱらぱらと読んで確かめてみたら、やはりこの本だった。断片的に覚えていた曲解説で、たとえばたしか「HERE,THERE AND EVERYWHERE」という曲をポール・マッカートニーの作った完璧な曲だと評価している、とかそういうのがちゃんとそのままあったし、文章が全体的にみおぼえあった。よかった。