http://www.bs11.jp/drama/7639/
このまえぼんやりテレビを見てたら、神代辰巳が監督したドラマの再放送があるというので録画しておいて、見た。神代辰巳監督のテレビドラマについては、丹生谷貴志『ドゥルーズ・映画・フーコー』で言及があり、ある日の午前の適当なチャンネルで音を消したテレビに偶然映ったなにかのドラマの画面から目が離せなくなって、スタッフの名前を確認しようとしたら監督の名前だけわかり、つまり神代辰巳だった、と、そういうかんじ(月曜ワイド劇場「美しい女医の診察室」だったというので、検索してみるとタイトルが微妙に違うけれど)。で、なにかそういう、鮮烈な?神代辰巳的?な画面が見れるのかしらと思いながら見たら、どうだったのでしょう。桃井かおりがちょっと嫌な感じのひそかな趣味というかいたずらというか意地悪というか、そういうのを持ってて、職場の不倫カップルを見つけては、その名前をかたって一人旅をして旅館の宿帳に名前を書いて帰ってくる的な。そうすると後日旅館からその同僚の家庭に礼状などが届くようになってて、家庭もめる、いいきみ、みたいな。ところがそのために、ひょんなことで殺人の重要参考人になり、刑事の男にねちねちとつきまとわれる。みたいな話。