通勤電車でとばし読み『図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント』。

図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント (SCC Books 389)

図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント (SCC Books 389)

うちの学生さんが、いろんなことをやって4年間で何を身に付けたらいいのかということを考えたり、いろいろな文書にそういうことを書いたりする機会というのもあり、まぁいろいろ考えるわけだけれど、ひとつには「ファシリテーション」の力を身に付けます、というのがあり、このキーワードは10年以上言い続けてだいたい定着してきた。それでしかし、それだけではないので別のキーワードとして、「プロジェクトマネジメント」というのはどうだろう、と思いつつこれはまださっぱり定着しない。自分で本を読んだりするのは、ここの過去ログを見ると、2007年あたりから多少気にし始めて、2011年あたりにひとやま来て、というかんじのよう。でまた何冊か買ってみてるかんじ。
それで、いまからすれば奇しくもこの本あたりが始まりだったのかしらというのが、『アジャイルレトロスペクティブズ』という本(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20071208#p1)。この過去ログを見ると、そのときはまだ「ファシリテーション」の文脈でこの本に行き当たってるね。そのあとすぐに日経文庫の『はじめてのプロジェクトマネジメント』(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20071209#p2)を買ってるあたりで、たぶんなにかのアンテナが反応したようだし、その少しあとには仕事術本の感想(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20080124#p2)(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20080124#p2)で、学生さんにプロジェクト管理の教科書として、とか言ってるね。自分的には、『28歳の仕事術』(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20111115#p1)がヒットで、学生さんに読ませたりしてみたのだけれどそのときは反応薄かったけど。
とかなんとかいいつつ、この本、たしかこのまえなんとなくAmazonのお勧め本を辿っていたら行き当たって、なんとなく何冊か買ってみたうちのひとつ。まぁ、アジャイル、ということで、まぁ結局アジャイルなんやねんというのはいまだにそうなのだけれど、アジャイルなプロジェクトの教科書的なものではあるようだ。まぁ、じぶんはプログラム開発みたいな仕事ではないので、学生さんのプロジェクト型の授業とか卒論の進行とか自分の学内業務に置き換えて読んでたわけで、まぁ飛ばし読みにはなるわけだけれど。まぁ、これとっかかりで何冊か読んで、「ノリ」を知ろう、と。