通勤電車で読む『教養としての宗教入門』。こちらは似たような内容だが中公新書っぽくきちんと。

中村という人の、宗教入門の新書本を読むシリーズ。まぁ、3冊目ぐらいになるとだいたい新奇な印象はなくて、見覚えのある内容。ただ、中公新書なので、サンガ新書やベスト新書のときよりもきちんと書いている。本編は半分ぐらいで、「神」「信仰」「奇跡・呪術」「戒律」「儀礼」などのトピックについて、また、現代社会との関連みたいなはなしが書いてある。で、後半は「資料編」と題して、主要な宗教に関する概説が並んでいる。