そういえばさいきん新しい安いMP3プレーヤーを買って音楽生活が少し戻ってきてる。スイング〜ボーカル〜バップあたりのCDをごっそり入れてランダム再生してるとネットラジオのジャズ専門局みたい。

長いこと通勤電車等で使ってるウォークマンのバッテリーがたぶんへたってきて、まぁそれでも数日ぐらいは持つんだけれど、ちょっと新しいのを買ってもいいかなという気はながらくあって、先日、ひとつ激安のやつをamazonで購入。肝は、microSDカードが入るということで、これでより大量の音源を使えるだろうと。それで、念頭にあるのはジャズのCDということで、どうせやるならなんびゃくまいだかあるCDを全部入れたくて、そうすると今まで使ってたウォークマンでは足りない。で、けっきょくいままでジャズのCDはほとんど入れてなかった。のだけれど、容量的に可能性が出てきたのであれば、腰をすえてmp3化するぞと。で、まぁしかしいまのところはmicroSDカードはまだ確かめてなくて本体の8GBまでしか使ってないのだけれど、とりあえず半日かけて手持ちのCDのジャズの棚を下から何段か取り込んで、うまく8GBにおさまるように入れ込んだ。おおまかには50年代ぐらいまでの、スイング〜ボーカル〜バップあたりが中心で、あと大西順子は入れてて、あとちょっとアクセントでバルトークの「ミクロコスモス」とかショパンの何とかとか、ワンダ・ランドフスカのボックスCDから「ゴルトベルク変奏曲」とか、なんかそういうのを按配して入れて、それで通勤電車でランダム再生で聴いたりしてる。おおまかに50年代ぐらいまで、スイングからバップまで、ということは、多くの曲が1曲3分とかまぁそのぐらいで終わるということで(まだ本格的にLPの時代に入ってなくて)、それがぱっぱっと入れ替わり立ち代り流れるので、ネットラジオのジャズ専門局みたいである。聞き覚えのある演奏もあるけれど、長らく放っていた音源がぱっと流れることもあって、あ、これは誰だっけ、と、ちょっとブラインドフォールドテストみたいなかんじにもなってなかなか楽しい。
激安MP3プレーヤーの性能的にはどうかというと、まぁ見た目的にはマットな質感がわるくないし、バッテリーは長時間持つみたいなのもいい。音質にかんしてはまぁあまり文句を言わない(そもそも通勤電車で聴いてるわけだし、適当な安物のイヤホンで聴いてるわけだし)。まぁしかし、使ってみるとやはり激安というか、表示の具合と操作性の具合がいかにも安物然としているというのはある。操作性がいまいちなので、たくさんのCDを入れていると、目当ての曲にたどり着くのに(ウォークマンより)手間がかかると思う。まぁ、どっちかというとランダム再生で使うと割り切れば平気。
CDの取り込みはまだまだ先の長いはなしではあるのだけれど、ハードバップ〜モード〜フリーとかになってくると1曲が長くなるので、せっかくいま通勤電車にちょうどいいかんじになっているのに、どうしようかなあ、というのもあって思案中である。