『イタリアにおける闘争』。テリア犬みたいな顔の女子大生がマルクス主義イデオロギー論を喋りまくる。

ジガ・ヴェルトフ集団BOXから3本め。さいしょ、第一部として、テリア犬みたいな顔の自称マルクス主義の女子大生の日常生活がぱっぱっと映る。で、それはまぁブルジョワ的なわけだけれど、そっから第二部以降、その女子大生が自己批判というか、イデオロギー論みたいなのを喋りまくる。で、画面はずっと女子大生が喋ってるところと、あと第一部の画面が、まぁ考察の素材としてぱっぱっと繰り返し映る。で、画面的にはだから単純であまり変わり映えしないっちゃしないけれど、女子大生が美人といえなくもないので意外に間が持つ。あと、例によって喋ってる内容は字幕を追っていてもさっぱり入ってこないのでそこは気にしないことにしている。