散髪に行く。帰りになんとなく業スーに寄って、かといって何も買うあてもなかったけれど、ふと
酒類の棚を見に行ったら、ウヰルキンソンのジンがあり、これ意外と近所のスーパーにないので欲しくなってたら、
ズブロッカもあり、これは買って帰るべしというわけで、度数が高くて安いお酒を二壜、業スーのビニル袋に入れてカランカランいわせながら自転車で帰宅。ウヰルキンソンのジンはまだ就職して何年かぐらいのときにそのときの下宿の近所に売ってる店があって、ものはためしとジンというのをはじめて飲んでみて、ジンとはこういうお酒なのかと納得したのがこれで、その後ほかのジンも飲んでみたらやはり少しずつ味が違って、まぁ自分の中では最初に飲んだウヰルキンソンという国産の安いジンがいちばんあってる気がしてたわけである。まぁしかし近所であまり売れてないのであまり飲まない。で、
ズブロッカのほうは、大学院とか
オーバードクターとかの貧乏していたときに、何でも知っている同級生に教えてもらって飲んでたんで、これも安く、度数が高くてしかもこれはちゃんとおいしいのであると。畳からひっこぬいたみたいな草が一本はいっていてこれが香りを出すのである、この
ズブロッカを瓶ごと冷凍庫に放り込んでおくと、アルコール度数が高いので凍らずにトロッとしたかんじになり、それをショットグラスに注いでクイっと飲むのだと教わった。まぁお金がないわけでたいしたものは食べなくて、まぁ肉まんかなにかを片手に、
ズブロッカをクイっと飲んでは肉まんをパクっと食べる、クイっと飲んでパクっ、というかんじでやっていると、まぁもともとそんなに強くないほうなんですぐにいい感じにアルコールが回ってきて結構だったものである。
ま、そういうノスタル
ジーでついつい買って帰ったけれど、いまそれやったらあっというまに胃に穴が開いてしまうな、というわけで、しばらく封を切らずに梅酒の隣にでも並べておくわけである。