床屋さんに入るとまだあまり見慣れないおじさんが妙に親しげに笑いかけてきて椅子に座ると「いつものかんじで?」と言われたので(いつものかんじで?)と思ったが「はぁ」と答えた結果、なんかすごく刈り上げられた。いつものかんじというのは、わたくし目線のいつもということではなくておじさん目線のいつものかんじということだったかもしれない。まぁ自分もいい年なので1500円の床屋さんで散髪されてすごくおちこんだりはしない。少なくともおじさんはいつものかんじで気分よく仕事ができたのだろうから一般的な観点からしてさほど変な頭にはなってないんじゃないかと思う。