電車の中で飛ばし読む『すべての知識を「20字」でまとめる紙1枚!独学法』。たとえば「日本史の本質とは、何か」を20字以内で。

この著者の人の本は、どうやら何年か前に読んでた。
『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』。初年次教育にいいかも。「エクセル1」はマインドマップの原理。 - クリッピングとメモ
この人はとにかく「紙1枚!」というのがミソらしいのだけれど、このたびはさらにエクストリームで、「すべての知識を「20字」でまとめる、というのだ。それは読んでみなくてはと、今日は学外の公開講座のコーディネート役のおしごとから帰る電車で読んでた。
でまぁ、なぜ20字かというと、短くなければ残らないし使えないからで、日本語は俳句がそうであるように物事の本質を言うために20字あればたりる、それで本質を言い当てられるし、そこまで詰めた本質は残るし、使えるよということなのだった。ほうほう。
それで、あともうひとつ、たとえば勉強をしてその本質をまとめるときに重要なのは、「何のために勉強してるか?」という目的である。目的さえ意識すれば、その目的のために必要なこと以外は関係ないわけだし、その目的のために必要なことだけを選りすぐって本質をまとめると、自分にとってすぐ活用できるものになる、というわけ。ほうほう。
そうやってインプットし、同様のやり方で本質を的確にアウトプットし、そして他者貢献することで知識を活用するのだ、というわけである。
たとえば、ということで、インプットの例として、教養を身につける、複数の本をどんどん読んで本質をつかむ、ということで、たとえば「日本史の本質とは、何か」を知ることを目的とする。そして井沢元彦さんの著作を大量に読む中で見出したのは、

「祟られたくないから」、が日本史の原動力

という本質であると。
ほうほう。