つんどく状態の
ウディ・アレンを見るシリーズ三本目。これはラ
ブコメではない落語みたいなおとぎ話みたいなコメディで、残念ながら若い美人は出てこないで中年ばかりがぞろぞろ出てくるのだけれど、まぁしみじみとした好感はもてる。このたびの
ウディ・アレンはインテリではなくてムショ帰りのまぬけなコソ泥っていうか今は皿洗いのバイトをやっている。で、もとストリッパーのしっかりものの嫁がネイリストで家計を支えて、まぁ貧しいながらも、まぁ貧しいけれどもまぁささやかな生活をしているんだけれど、あるとき
ウディ・アレンが銀行強盗の天才的なアイディアを思いついて昔の仲間を呼び寄せ・・・とかなんとか。まぁそれで、おはなしは二転三転して・・・二人は大富豪になり・・・しかし成金の悲しさ・・・そんなこんなしているうちに
ヒュー・グラントが登場し・・・あれやこれやで夫婦の危機が・・・そして
ウディ・アレンは家を飛び出して頭の弱い嫁のいとこと気楽な貧乏中華料理店で楽しく意気投合・・・そしてしかしあれやこれや・・・ハラハラドキドキの犯罪あり・・・そしていっぽうあれやこれや・・・で、あれやこれやあって・・・まぁおとぎ話みたいなエンディング・・・という。もう、中年ばかりぞろぞろ出てくるおはなしならではの、しぶく微笑ませる、あれ、これはやはりこれはこれでラ
ブコメだったのだろうか、という。そういえば、けっこうさいしょのほうの屋上のシーンとか、悪くなかった。