通勤電車でとばし読み『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』。

例によってTwitterか何かで見かけて、読んでみた。そうそう、ドイツって面白かったんだよな、という記憶があったので。
『知っていそうで知らないフランス』『大真面目に休む国ドイツ』(平凡社新書) - クリッピングとメモ
ドイツの大学っていまどうなってんのか。『大真面目に休む国ドイツ』いらい。ついでにアメリカも。 - クリッピングとメモ
でまぁ、ものすごく新知識が得られたということでもないのだけれど、さしあたりいまドイツはうまくまわってるよと(→あれ、でもこれ2015年の本か。その後、いま、どうなってるんだっけ…)。それはそうなんだが、なぜそれでうまく回っているのかということについては、わかったようでわからない。ソーシャル、ということを言っているけれど、ソーシャルな国はヨーロッパにたくさんあるだろうに、ドイツが勝ち組になってるのがなぜかというのはもうひとつわからない。しろうと直感的には、輸出が好調で経済がいい、ということなら、そのぶんほかの国の経済にマイナスを押し付けてることになるのかもしれない、とか、金融的なからくりによって調子がいいということであればソーシャルもへったくれも関係ないという気もする(というか、金融的なからくりによって景気を吊り上げているからソーシャルの何のと言う余裕がでてくる、という言い方はあるかもしれない)。「1年に150日休むソーシャル資本主義だからこそ、生産性が高くなり勝ち組になる」というような筋書きは、ありうるのだろうか。
ところで、「青春新書インテリジェンス」というシリーズがあるのか。

ドイツ経済、いまどうなってるんだっけというと、まぁ減速してるらしいけど、その減速はたとえば日本よりもひどいのかましなのか、この本に書かれていることとは別次元の理由なのかどうかとか、それがドイツのせいなのかヨーロッパとか世界全体とかの動向なのかはわからんというのもあるね。
2019年4月11日(木)大丈夫か? ドイツ経済|おはBiz NHKニュース おはよう日本

ちょうどTwtterで流れてきたニュースは妙に物騒だけど、関係あるのかしら。
止まらぬドイツ銀行株の暴落、破綻秒読みで「リーマン超え大暴落」の起爆剤となるか=今市太郎 | マネーボイス