通勤電車でとばし読み『誰も教えてくれないイベントの教科書』。

誰も教えてくれないイベントの教科書

誰も教えてくれないイベントの教科書

学生さんにイベント的なものの企画運営をさせる授業というのを何年もやっていて、まぁやはりなかなかむつかしい。実際にイベントを作ってみろと言われたらやはり自分にはそういう才能というのはないなぁ、と思いながらいつもやってる。で、この本がふと目に入ったので読んでみた。まぁたしかにイベントの教科書で、企画段階から準備、広報、本番、などなどという時系列に沿っていろいろなポイントを項目に分けて書いている。驚愕の新知識が書かれているわけではないし、まぁ教科書然とした書き方よりはずいぶんばらばらしていて、体系的な記述というかんじでもなさそう。しかしまぁ、学生さんとかがこういうのを読んだらその気になってくれるかな、というかんじはなくはない。イベントプロデューサーの人が書いてて、巻末に、自分がやってきたいろいろなヒットイベントの紹介みたいなのもある。