通勤電車で読む『働かない技術』。

働かない技術 (日経プレミアシリーズ)

働かない技術 (日経プレミアシリーズ)

著者の人は1972年生まれのコンサルの人。で、自分と同世代ぐらいの氷河期世代の人たちがいま課長から管理職になりつつあるということで、そのあたりの人たちを念頭に、働かない技術、というか、旧世代のようなダラダラ残業をありがたがるような働き方をやめて、これからの企業人として働く技術、を述べてみた、みたいなおはなし。タイトルは「~技術」、となっているけれど、たぶんほとんど技術論は書いてなくて、旧世代の日本企業人がなぜダラダラ残業仕事ばかりになっていたのか、しかしこれからはそうはいかないよというおはなしと、まぁとくにこれから管理職になったりする人の望ましい在り方 - 「徳」がだいじだ、みたいなこともうっかり書いてしまっているけれど - みたいなおはなしが、まぁ書いてある。技術論ではなくて。