通勤電車で読んでた『中動態の世界』。

中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)

中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)

能動/受動というのではない中動態、というのは、冒頭近くで早々に書いてあったように、あたりまえといえばあたりまえのことで、そのいみでは一貫して当たり前のこと周辺について書いてあるといえばいえるし、でもやはり思ってたより面白くていろいろ勉強になった。「責任」というネタについては、以前、論文を書くべしと言われて難渋しながら書いた覚えがあって、その時には筆者の手に余るという感じでてきとうに片づけつつだったので、その適当にやったことの確認といういみもあった。