『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』。まぁ今がタイミングかなということで買ってきて読んだ。

言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書)

言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書)

通常授業期間が一区切りしたわけだが、今日は世間はクリスマスなわけじゃないですか、そんな日に下宿に引きこもっていたらだめなのではと、這うようにしてなんとかかんとか電車に乗り、市街地へ。人ごみの中を歩いたけれど、うすら寒いのと、大学生アルバイトかパートかというかんじの人たちがサンタ帽をかぶって寒空の下販売をしているのを見ていたたまれないかんじがしたのと、まぁ何冊か新書本を買うぐらいの口実しか思いつけなかったこともあり、まぁ結果としてはいたたまれないかんじで早々に帰ったわけであるけれど、ともあれ、大型書店で新書を見て3冊ばかり購入、それでとりあえずこれを読むなら今だろうということで夏に別の書店の棚で見かけてスルーしてたのを買って帰りの電車で読みかけて、あと帰宅してからクリスマスらしい何かを作って食べてからまた読んだ。ふだんアホみたいなことをやっているお笑いの人たちがM-1の審査員をやっているところを見るとあらためていろいろ考えてるんだということがわかるわけだけれど、この本もそういう、M-1の漫才のしくみとかについてとても理知的に語っているわけで、それはやはり面白いわけである。